タイピングは、才能よりも練習量で上達しやすいスキルです。ただ、長い時間の練習を毎日続けるのは大変です。そこで、ゲームばこの「はやうちタイピング」のような60秒のタイムアタックを使って、短い時間で区切って練習する方法を紹介します。
はやうちタイピングのルール
- 制限時間は60秒。画面に出る単語をローマ字で打って、次々に進みます
- 難易度は3つ。かんたんは5〜6文字のことば、ふつうは7〜9文字で拗音(しゃ・ちゅなど)まじり、むずかしいは10文字以上で濁音や促音(っ)まじりです
- 間違えたキーを押しても、ゲームオーバーにはなりません。正しいキーを押すまで、その場で待ち状態になります
- 「し」をshiでもsiでも、「じ」をjiでもziでも、といった複数の打ち方に対応しています

スコアの仕組みから、練習の方向を決める
1つの単語を打ち切ると、基礎点が入ります。基礎点は、打ったローマ字の文字数を10倍した点数です。さらに、その単語をミスなしで打ち切ると、ボーナスが20点入ります。20点は、2文字ぶんの基礎点と同じです。
ここから分かるのは、ミスは「間違えた分の時間のロス」と「ボーナスの取りこぼし」の両方で損をする、ということです。スピードだけを追って雑に打つより、正確に打つほうが、結果的にスコアが伸びやすい仕組みです。
練習の基本は、まず「見ないで打つ」
速く打つための土台は、キーボードを見ずに打てることです。画面の単語から目を離さずに、指の感覚でキーを探す練習をします。最初は遅くなっても構いません。ホームポジション(左手はF、右手はJの突起に人差し指を置く)に指を戻す習慣をつけると、安定します。
毎日5分の練習メニュー
- 最初の1回は、かんたんで「ミスをできるだけ減らす」ことだけを意識する
- 次の1回は、同じ難易度で、スピードを少し上げてみる
- 慣れてきたら、ふつうに挑戦する。拗音まじりの単語に、指を慣らす
- 最後に1回、むずかしいに挑戦して、現在の自分の位置を確かめる
ベストスコアは、難易度ごとに、ブラウザへ保存されます。前回より少し上を目指す、くらいの気持ちで続けるのが、長続きのコツです。
苦手になりやすいローマ字
迷いやすいのは、「ん」「っ」「拗音」の3つです。このゲームでは、「ん」は n でも nn でも受け付けます。「っ」は、次の文字の子音を重ねて打ちます(「きって」ならkitte)。拗音は、「しゃ」ならsha、またはsyaのように、2通りの打ち方があります。自分が打ちやすいほうを1つ決めておくと、迷いが減ります。
上達しないと感じたときは
- 速さより正確さを優先して、ミスなしで打てる単語の割合を増やす
- 画面を見る目線と、指を動かす感覚がずれていないか、確認する
- 疲れているときは、練習を短く切り上げる。休むのも練習のうち
- スマホの画面キーボードだと、パソコンのような速さは出にくい。物理キーボードのある環境がおすすめです