「隠れた才能診断」は、10問の質問に答えると、あなたの強みを「発想力型」「共感力型」「実行力型」「分析力型」「表現力型」の5つのタイプで教えてくれる診断です。自分では当たり前にやっていることが、実は誰かにとっては得がたい才能、ということはよくあります。このコラムでは、各タイプがどんな場面で活きるのか、伸ばすときのコツ、つまずきやすい点を、診断の質問に沿ってまとめます。診断は、あくまで自分を見つめるヒントです。
どんな場面で見ているか
質問は、新しいプロジェクトを任されたとき、会議で意見を求められたとき、友人の相談に乗るとき、チームで問題が起きたとき、といった場面です。「完璧なアウトプットより大事にしていることは?」「苦手だと感じることは?」「もし才能を1つもらえるとしたら?」のように、価値観や憧れを聞く質問もあります。才能は、得意なことだけでなく、無意識に選んでいる行動や、憧れるものにも表れる、という考え方です。
発想力型
誰も思いつかないような発想やアイデアをひらめく力を持つタイプです。既存の枠にとらわれず、新しい視点で物事を見ることができます。頭の中には、常にたくさんのアイデアの種が浮かんでいます。
つまずきやすいのは、アイデアを形にする前に、興味が別のことに移ってしまうことです。小さなものでいいので、1つだけでも最後まで形にしてみると、才能が周りにも伝わります。

共感力型
人の気持ちに敏感で、寄り添うことが自然とできるタイプです。相手が言葉にしていない気持ちまで汲み取れる力があり、周りから「話しやすい」「安心する」と頼られる存在です。
人の気持ちを優先しすぎて、自分の気持ちを後回しにしがちです。たまには、自分の本音にも、相手と同じくらい耳を傾けてあげてください。聞き上手であり続けるためにも、自分を満たす時間が必要です。
実行力型
考えるよりまず動く、行動力のあるタイプです。決めたことをすぐに形にする推進力があり、周りからも「頼れる」「早い」と評価されます。停滞しがちな場を動かす原動力になれる才能です。
スピード重視で走りすぎて、周りが置いていかれることもあります。ときには一呼吸置いて、周りのペースに合わせる余裕を持ってみてください。チームで動くときほど、その一呼吸が効きます。
分析力型
物事の本質を見抜き、筋道立てて考えることが得意なタイプです。感覚に頼らず、データや根拠をもとに、冷静な判断ができる力を持っています。複雑な問題を整理する場面で、真価を発揮します。
分析に時間をかけすぎて、決断のタイミングを逃すことがあります。「8割の情報で動く」くらいの思い切りも、ときには必要です。残りの2割は、動きながら確かめられます。
表現力型
人を惹きつけ、心を動かす伝え方ができるタイプです。言葉や態度で、自分の考えを印象的に届ける力があり、周りを巻き込むムードメーカー的な才能を持っています。
伝えることに意識が向きすぎて、相手の反応を置き去りにすることがあります。話す前に、少し相手の様子を見る間を作ると、より伝わりやすくなります。
才能は、組み合わせて使う
5つのタイプは、どれが上というものではありません。たとえば、発想力と実行力は、アイデアを形にするときに噛み合います。分析力と共感力は、根拠を持ちながら相手に寄り添う助けになります。自分のタイプだけでなく、周りの人のタイプを想像してみると、チームでの役割分担のヒントにもなります。
結果の使い方
- 結果は「いまの自分のクセ」を知るヒント。固定されたものではありません
- つまずきやすい点は、弱点ではなく「少し意識すると良くなるところ」と考える
- 友達や同僚にも試してもらい、お互いの強みを話すきっかけにする
- 気分や状況で答えが変わることもあるので、日を置いてもう一度やってみるのもおすすめです